34日目 フェネルバフチェ戦を観戦

同居人のスコットランド人(どう見てもフーリガン)から熱心に誘われ、かつてジーコ監督も指揮を執った有名クラブ・フェネルバフチェの試合を観戦に行くことに。熱狂的なサポーターで知られるガラタサライの試合を観に行きたかったが今節のガラタサライはアウェイのアクヒサルへ遠征中であり、本日の夜20:00にキックオフ。

トルコのサッカーリーグ『スュペル・リグ』は上位4チームがイスタンブールのチームでひしめき合っている状況であり、徒歩数分のベシクタシュのスタジアムを始め、身近な距離で観戦が楽しめる。

イスタンブールからアクヒサルへはバスでおよそ5時間

PASSO/PASSO LIG

トルコリーグ、特に首都イスタンブールのチームは熱狂的なフーリガンがいることでも世界的にも有名である。チケットの購入は、2014/2015シーズンより導入された「PASSO」システムでの購入へ一本化され、フーリガン同士の衝突を避けるように設計されている。

顔写真までついたクレジットカードタイプのこのPASSOシステムであるが、申請自体が非常に分かりづらくやっかいなものであり、外国人泣かせだった。申請の詳細はこちらのサイトにて非常に詳しく解説されているため、こちらでの説明は省きたい。

・現地SIM必須
・代理購入実質不可
・PASSOでの登録はPASSO LIGでの登録が済んでから
・クレジットカードでの入金は不可で、PASSOカードへ事前にチャージする形
・PASSOカードは15日後に発送
・PASSOカードがなければチャージ不可
・英語が翻訳されていない個所多数
・エラーが頻発

正直あまりに面倒で気持ちが滅入っていたところ、フーリガンから3分おきに「購入できたか」と厳しいプレスがかかる。彼自身も購入できていないのだが、なんとかかんとか彼と協力して購入完了。あとはスタジアムのチケットセンターでパスポートを提示しチケットを手に入れるのみである。

レガシーなシステムをなんとか突き進み、チケット申請完了

スタジアムへ

スタジアムへのアクセスは笑ってしまうほど分かりやすかった。街に出た段階で、フェネルバフチェの黄色・紺色の縦縞を着たユニフォームを着たサポーターが「こっちだよ」と言わんばかりに列をなして応援歌を歌いながら移動しているのである。

右奥に見えるスタジアム。火薬の匂いが充満し、さながら紛争地帯である。
発煙筒がたかれ、興奮したサポーターの熱気が伝わる。
セキュリティ・チェックは極めて厳重である。
なぜか硬貨(4リラ=160円)まで係員に没収されてしまった。
PASSOシステムのせいか、メインスタンド側が空席が目立つ。
ロスタイム9分(!)
後半終了間際にフェネルバフチェが2-1と逆転する。 

目の覚めるようなスーパーゴールも飛び出し、後半終了間際の逆転弾でフェネルバフチェが2-1の逆転勝利。アウェー席にこじんまりと陣取る緑のブルサスポルサポーターが少しでもチャントを歌いだせば、割れんばかりのブーイングが場内に響き渡る。また、ブルサスポルのゴールキーパーのゴールキックの度に場内は凄まじいブーイングに包まれる。相手GKの存在そのものが否定されているかのようなもので、正直引いた。

試合のハイライトは以下の通りである。

第32節の結果

どこよりも早い長友佑都速報を送りたかったが、そのためにバスで何時間も移動するほどのサッカーフリークではないため、下記の動画を参照である。長友佑都は先発出場、ゴールはならずも2-1の勝利に貢献した模様である。

第32節終了時点での全18チームの順位

イスタンブールBBは引き分けで3位へ後退、見事逆転勝利を収めたフェネルバフチェは2位に浮上。首位のガラタサライも2-1で勝利したため首位逆転はならず。勝ち点3差で得失点差5、残り2節で熱い優勝争いが繰り広げられる。

また、18位のカラビュックスポルはもう手遅れだが降格争いのチーム同士も最終節でぶつかるようであり、トルコ・リーグの日程君もなかなかいい仕事をしているようである。リーグ終盤のなかなかいい場面を見れたと思った。