20日目 アゼルバイジャン・バクー観光4

携帯電話の通知が鳴り止まず、不在着信と未読メッセージの数を示す数字だけがただひたすら伸びていく。地元の少年たちから熱狂的ともいえる歓迎を受ける日々である。愛されているのは確かであり、そこに悪意はないのだが限度を越しており、わずかに恐怖を感じてしまった。

受け止めきれないほどの好意をいただいたが、さすがに少しお腹いっぱいである。『ファミリー』として受け入れてくれてるので無下にもできず、お兄さんは今日仕事で急用ができてと濁すことにした。大変心苦しいがお兄さんは孤独を愛する旅人なのである。貴重な体験を多数させてもらい感謝しているが、互いの都合を尊重しあえない限り少なくとも旅行中の立場では仲良くなることは難しい。

本日はお出かけ日和であり、初日に訪れた海辺へ向かうことにした。一度見ただけではもったいないほど美しい景観である。

ジャーマンスタイルのバーガーセット 3.5マナト(222円)
マカオのヴェネツィアン・ホテル以来のプチ・ヴェネツィア
龍を退治する英雄の像
日曜日でもまだまだ観光客は少ない
快晴で心地のよい気温である。
風の街バクー、火の街バクー。バクー油田で潤う街を象徴する塔
強風にも吹き消されることのない炎。
都市景観が美しい。建築方面を志している方は訪れる価値があるのではないだろうか。
ツートンカラーのカラスと真昼の白い月
本日のローカルビール 3マナト (190円)
タシュケントとよく似たロシア式の地下鉄道
気が遠くなるほどの深さに位置している。

公衆浴場(ハマム)を体験

ハンマーム(アラビア語: حمّام‎, hammām)は、中東全域に広く見られる伝統的な公衆浴場のことである。 語源は「温める」「熱する」を意味するアラビア語の動詞「ハンマ」に由来する。 トルコ語では「ハマム(もしくはハマーム、hamam)」という。(Wikipedia)

12年ほども昔の話だが、世界ふしぎ発見のミステリーハンター、宮地眞理子さんがグルジアにてハマムを体験している様子を観て以来、私も体験したいと思っていた。ちょうどこのあたり一体ではハマムが多く、本場のハマムを体験することができた。オイルマッサージ、サウナ、垢すりのコースである。

ハマムでは月曜日・金曜日は女性、それ以外の曜日は男性と決まっているようである。ロッカーに荷物を入れ、タオル1枚になる。少年達はどこまでもついて来て、脱いでいる現場にまで密着してくるのには少し閉口したが仕方ない。

上の階にてグラマラスな女性からオイルマッサージの施術を受けた。マッサージのレベルは下の中くらいであった。

扉の奥の公衆浴場に入り、サウナに入り汗を流した後は垢すりの施術を受けた。まな板の上で調理される魚のような感覚であった。桶に張ったお湯を手荒く頭からかけられるため、頭も問答無用で洗われる。

マッサージの後、タオル一枚で公衆浴場まで向かう
許可を得た上で禁断のハマム内部を取材
俎板の上で鱗を削がれる魚の気持ちが分かった気がした
更衣室にまでついて来る。顔つきからしてソッチの方向の人なのではないかと心配になる。
2日前のクイズの答えは、ハマムの煙突。