台湾の離島・望安に行ってみた

今回の旅のもう一つの目的地、隣の島の望安へ。七美で知り合った方は、みな口を揃えて望安には何もないと言っていた。隣同士は大抵仲が悪いものなのか、ちょっとしたバチバチ感をところどころ感じた。

私は自分の目で見たものしか信じない。実際に行ってみた。

現在の位置はこちら
澎湖諸島
今から行く望安(Wang-an)

ちなみに、澎湖縣がオフィシャルに出している定期船(公共車)によれば一日一便のように思われるが、他にも民間の船がたくさん出ており、それらの情報はオンラインでは見つけづらい。宿泊施設の方など、島の方に連絡するのがよいと思われる。

11:25 七美の港から出発
12:00 望安が見えてきた
望安に到着

到着後、港から出ている観光バスへ乗車。お昼どきということで、まずはすぐ近くのお食事処の前でバスが停車。全員が下車してお店へ入店。

団体行動の雰囲気が苦手な私は、さっと列を離れ、少し離れた誰もいないお店でお昼を頂くことにした。

蛋花湯40元、手工水餃70元

バスが再び走り出す。観光場所は島の全景が望める高台と、昔の居住区の二箇所。その他、車内にてガイドさんより牛やサボテンの説明など。

七美は羊。望安は牛。
七美にはないビーチがあった
昔の居住区の跡地

あまり望安の魅力が伝えられなかったかもしれない。七美と比べて大分過疎気味であり、よくいえば自然を感じることができた。観光客以外の若い方はおらず、高齢化が進んでいた。島の収入源はほとんど観光業のみであるように思える。実際の居住人口は100人に満たない気がした。

時間をかけて周ったわけではないが、七美に比べて少し活気や魅力に乏しい気がした。レンタルバイクで周るのはよいかもしれない。宿泊して観光する人は物好きであるように思う。

望安発着のフライトは限られており、船で港から馬公まで40分、そこからフライトで台北松山機場まで戻ることにした。