今回の旅のもう一つの目的地、隣の島の望安へ。七美で知り合った方は、みな口を揃えて望安には何もないと言っていた。隣同士は大抵仲が悪いものなのか、ちょっとしたバチバチ感をところどころ感じた。
私は自分の目で見たものしか信じない。実際に行ってみた。
ちなみに、澎湖縣がオフィシャルに出している定期船(公共車)によれば一日一便のように思われるが、他にも民間の船がたくさん出ており、それらの情報はオンラインでは見つけづらい。宿泊施設の方など、島の方に連絡するのがよいと思われる。
到着後、港から出ている観光バスへ乗車。お昼どきということで、まずはすぐ近くのお食事処の前でバスが停車。全員が下車してお店へ入店。
団体行動の雰囲気が苦手な私は、さっと列を離れ、少し離れた誰もいないお店でお昼を頂くことにした。
バスが再び走り出す。観光場所は島の全景が望める高台と、昔の居住区の二箇所。その他、車内にてガイドさんより牛やサボテンの説明など。
あまり望安の魅力が伝えられなかったかもしれない。七美と比べて大分過疎気味であり、よくいえば自然を感じることができた。観光客以外の若い方はおらず、高齢化が進んでいた。島の収入源はほとんど観光業のみであるように思える。実際の居住人口は100人に満たない気がした。
時間をかけて周ったわけではないが、七美に比べて少し活気や魅力に乏しい気がした。レンタルバイクで周るのはよいかもしれない。宿泊して観光する人は物好きであるように思う。
望安発着のフライトは限られており、船で港から馬公まで40分、そこからフライトで台北松山機場まで戻ることにした。