メイン端末として購入してから1ヶ月ほど経過したため、ノートPCのレビュー(口コミ)を書いてみたいと思います。購入を検討されている方の参考になればと思います。
スペックについて
14インチ (1920 x 1200)
IPS Display
12th Gen i7 1260P
32GB LPDDR5
1TB NVMe SSD
FHD Webcam, WiFi 6E, Thunderbolt 4, Windows 11, Black
個人的にUS配列のこだわりがあるため、US Amazonからの輸入になります。メモリ32GBなところがポイントです。
結論
12世代、32GBメモリ、軽量、長時間駆動
ありえないほどワガママなことですが、この4つを求めていたので、個人的には2年間ほどは使えそうな愛せるPCになりそうです。現状大きな不満はなく満足しており、もし壊れたとしても同じPCを買うでしょう。2年後にLGを第一候補に選定することになるかと思います。LGがhpやDELLに変わる大きな選択肢としてLGが出てきた点は面白いと思います。
その他の選択肢
12世代のi7でメモリ32GB対応のものが、そもそも選択肢として市場に出ていないため、比較的選びやすかったかと思います。ASUSのExpertBookなどは候補ではありました。キータッチが好みだったHUAWEIが本当は欲しかったのですが、メモリが最高で16GBだったため断念です。
NECや富士通のような、恐ろしく軽量なタイプ(すごいですよね)のものも一周回ってアリかな?と考えましたがUS配列がどうも手に入りづらく断念しました。
今回のLGグラムは16インチや17インチのサイズ帯で注目を浴びていますが、14インチこそ、もっと注目を浴びるべきなのではと思います。
キーボード
キーストロークは比較的深めで、ある程度タイピング感(押し心地)があります。個人的にはhp系のような押し心地があまりないタイプ(軽く打てる)が好みですが、慣れていけば問題ないでしょう。ある程度の癖はあるといえると思います。少し分かりづらいかもしれませんが、MacBookのキーボードが「タパタパ」だとすれば、hpは「ハタハタ」、LGは「ハコハコ」といった具合です。今回購入にあたって家電量販店で各メーカーのキーボードを研究していましたが、Win機でいえば、一番の好みはHUAWEIでした。
配列自体は、US配列としてはとても標準的かと思います。
軽さ
実際に軽量してみると、999gではなく974gでした。1.3kg程度の旧メインと持ち比べると、やはり違いは明らかです。働き方(持ち運び方)みたいなのは少し変わってきます。
バッテリー
カタログ値の26時間は持ちませんが、バッテリー節約モードに加えて輝度もほどほど、起動アプリもほどほどの使用で、実質6時間程度です。バッテリー保護のため80%で充電をストップさせる設定にしているため、バッテリーを持ち歩かなくても心配なし、という安心感は特にありません。Chromeを禁止して本当に控えめに事務作業などしていれば頑張れば7~8時間持つかどうか、といったところかと思います。
通常の同スペック帯のhp, DELLなどの1.3kg程度のモデルが実質バッテリー駆動4-5時間と考えると、それプラス1-2時間といった感覚です。
処理速度など
12世代1260Pの処理性能に少し期待していましたが、あくまで通常業務内でいえば、11世代のCore i7-1165Gから特に大きく処理性能が変わることはありませんでした。グラフィカルな処理ではまた少し違うと思います。
ディスプレイ
ノングレア好きなため、ノングレアにする保護シールも貼らなくてよくなったのは素敵です。また、ダークモードが好きなので、IPS液晶の場合バッテリー消費節約にも繋がります。画面の発色はとても自然で綺麗な印象です。
13インチが14インチになったことで受ける大きなメリットは、そこまで受けていません。これはおそらく私が鈍感なだけかと思います。
少し困ること
USB-Cの位置が左に2つ
仕方のなかった事なのでしょうが、やはり少し使いづらいです。
指紋が目立つ
天板は指紋が目立ちますが、購入したての頃よりは少し付きづらくなってきたかなと感じます。経験則なのですが、この手のマットな質感の素材は、油脂で徐々にコーティングされていくようなもので、1年ほど経つといい具合にエイジングが完成して落ち着くのではないでしょうか。定期的にアルコールで拭いていくとよいのではないでしょうか。PCを開いた側(キーボード側)の指紋はそこまで気になりません。
意外とよかったこと
接続端子の豊富さ
Type-AもHDMIも、あるだけむしろ邪魔かと思っていましたが、あったらあったで意外と悪くないものです。持ち運ぶケーブルや変換コネクタ類が減るので、シンプルに喜んでよいと思います。
付属ソフトウェア
付属ツールは少ない方で、LG glanceは機能面で利用するに至らず、削除しました。少し嬉しかったのは付属ツールでFn+1~5の組み合わせのホットキーが使えること。Fn+Sで「省電力モード」(おそらくスリープモードと同じなのでしょうか)に突入してしまう点はカスタマイズ不可で、地雷のようなもので、改善を密かに希望しています。
騒音は気にならない
ファンは付属のシステムで4段階の制御が可能です。上から2つ目のファン回転がデフォルトですが、それでも十分に静音とよべる範囲内であり、図書館などの静かな場所では必要あれば一番下の静音モードにすることで完全な無音になります。
その他
セキュリティスロット
盗難防止のケーブル差し込み口です。まだ利用には至っていません。
電源オフ時のバッテリー残量表示
電源オフ時に電源を差すと、充電状況をパーセンテージで教えてくれます。これは地味にいいかもしれないですね。
LGのロゴ
ディスプレイ下部に小さく、かなり薄く控えめに刻印されています。
充電
100W充電のUSB-PDを別途購入しましたが、65Wが限界のようです。45W充電は力不足の警告表示が出ました。